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茨城県で中学入試をするなら?私立・公立の違いをご紹介

こんにちは、東進育英舎です!今回は茨城県内の公立中学校・私立中学校についてご紹介します。

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今回は中学受験を考えているご家庭に向けて、
茨城県の私立中学校一覧と、私立・公立の違いについてご紹介します。

茨城県の主な私立中学校は以下の通りです。

 

※()内は2022年度定員

 

■県央

茨城中学校(160名)

水戸英宏中学校(80名)

智学館中等教育学校(120名)

 

■県北

茨城キリスト教学園中学校(90名)

 

■県南

茗渓学園中学校(225名)

江戸川学園取手中学校(300名)

常総学院中学校(255名)

霞ヶ浦高等学校附属中学校(70名)

青丘学院つくば中学校(100名)

東洋大学附属牛久中学校(60名)

土浦日本大学中等教育学校(130名)

開智望中等教育学校(25名)

 

■鹿行

清真学園中学校(140名)

私立中学・中等教育学校一覧|茨城県を基に作成

中高6年間の教育を行うところが多いという点では、
公立中高一貫校と同じですが、私立ならではの特色もあります。

 

公立中高一貫校と私立中学校の違い

■学費

公立:無償(義務教育扱い)

私立:年間約45万

 

■学費以外の出費

公立:あまりかからない

私立:かかる

 ■学習費総額平均

公立:488,397円

私立:1,406,433円

 

■校風・教育方針

公立:文科省の教育方針に基づく

私立:各校の伝統的な校風

■入学試験

公立:総合的な適性検査

私立:4教科の学科試験

平成30年度子供の学習費調査の結果について|文部科学省をもとに作成)

費用の面はいうまでもありませんが、私立のほうが多くかかる傾向にあります。
教材費などを含めると、公立と私立では3倍近く違います。
ただし学校によっては特待制度もあるため、募集要項をチェックしてみてください。

 

また、私立では公立中高一貫校以上に校風が多様で、
IT教育を強く推進している学校が多くあります。

昨今ではオンライン授業の対応も議論になっており、
公立と私立で対応の差が出てきています。

 

■双方向型オンライン授業の実施状況
公立:10%

私立:72% 

新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた公立学校における学習指導等に関する状況について |文部科学省

【公開用】3月~6月の貴校オンライン活用(授業やHRなどの学校活動)についてのアンケート調査|首都圏模試センターをもとに作成

 

首都圏模試センターの調査は、アンケートに回答した私立校が対象。
そのため単純に比較することはできませんが、
オンライン学習の対応に関しては公立と私立で大きな差があるといえそうです。

 

公立の「適性検査」私立の「科目別学力試験」

最後に、公立と私立では、入学試験の形式が根本的に異なります。
公立は4科目の総合的な学力を問う「適性検査型」の試験に対し、
私立は「科目別」の学力試験を課しています。

公立中高一貫校の適性検査は「適性検査Ⅰ・Ⅱ」という形式に分かれており、
全体的に長文で出題されます。

出題範囲が小学校の学習範囲を超えた問題は出題されませんが、
読解力・計算力・思考力・表現力を必要とします。

一方で私立の入試形式は、
国語・算数・理科・社会の4科目別に実施する試験形式です。

私立中学校の入試問題は、小学校の学習範囲を超えて出題される傾向にあります。
ただし、単に知識の量を問うだけではなく、公立中高一貫校同様に、
知識を応用して正答を導く「考える力」が問われることが多くなってきています。

ただ、近年は「適性検査型」の方式を導入する私立校も増えており、
茨城県内では、以下の私立中学校が適性検査型の入試を導入しています。

 智学館中、水戸英宏中、茨城キリスト教学園中、常総学院中、土浦日大中
   茨城中(2021年度新規)、江戸川学園取手中(2021年度新規)

今後も適性検査型の試験を導入する学校は増えていくと予想されるため、
公立中高一貫校の対策がそのまま私立入試の対策になるといえるでしょう。

私立は公立に比べ経済的負担が大きくなりますが、
公立以上に充実した環境で教育を受けられるのが大きなメリットです。

経済的に余裕がある、教育方針への強いこだわりがあるなど、
ご家庭の状況によっては私立の受験も視野に入ってくると思います。

しかし、あくまでも受験の主役は子どもたちです。

子どもが自分の意思でその学校に入りたいかどうか、
目標に向かって前向きに勉強できるかどうかが中学受験成功のカギを握ります。

受験を考える際はご家庭でよく話し合い、
お子さまの意思を尊重したうえで
受験するかどうかを考えていきましょう。